「レガーロ」でジャパンの素材を使ったイタリア料理の数々にすっかり感動!
レガーロ
須崎市の「レガーロ」さんで初ランチ! ずーっと気になっていた私、ようやく来店のチャンスがやってきました。「たけうちミート」という精肉店の2階に直営の焼肉屋さんがあるのは昔から知ってましたが、今度はイタリアンレストランができたというではありませんか。「きになる〜」って思い続けて1年余り、ようやくその理由を知ることに!
精肉店の裏口を2階へ。広々とした焼肉屋さんの一角にお店はあります。テーブル4卓のコンパクトな店構えではありますが、インテリアの一つひとつにこだわりがキラリ♪ 壁紙からテーブルにイスまでトータルコーディネートが素敵❤︎
立地上、きっとお肉を使ったイタリアンでしょ。と安易な想像をしていた私。1600円のAコースをオーダーすると、「パスタは、鰹の燻製とトマト・長ねぎのオイルパスタと鶏モモ肉とモロッコ前のクリームパスタからお選びいただけますがいかがいたしましょう?」と言うではありませんか。
さらに、前菜にはキッシュに、生ハムに、野菜、刺身まで!! ここでも精肉店らしき肉料理は登場せず、ザ・イタリアン。しかも、「お刺身にはスダチをかけてお召し上がりください」なんて、ザ・ジャパニーズで須崎っぽい提案まで。イタリアンながらも地元らしさを取り入れてくるあたり、まさにトレンド!
続いて登場したのは、自家製パンと待ちに待ったパスタ! 私がオーダーしたのは、鰹の燻製とトマト・長ねぎのオイルパスタです。鰹のたたきを藁焼きじゃなく、燻製で出してくるあたり私のツボにすっぽり。これがまた想定以上においしくておいしくて。鰹がこんなに風味豊かでイタリアンにぴったりの味わいに変身するとは!? 正直、想定外! しかも、野菜には長ネギに加え四方竹まで。ジャパンの素材を使ったイタリア料理の数々にすっかり感動。
ほ〜ら、ソースも旨味成分をたっぷりまとって麺にしっかり絡まってる♪
そして、デザートにはイタリアスイーツの王様・ティラミスが登場。甘いものがあまり得意じゃない私もペロリッといけちゃいました。
「きっとどちらかで修行して戻られた息子さんがオープンされたんだろう」という私の妄想は、その後のシェフとの会話で明らかに。なんでも、関西で昼は魚屋、夜はイタリアンレストランで修行。その後、高知に戻ってヴィラサントリーニの伊原シェフのもとで4年間務めたとか。「伊原シェフといえば、ゴエミヨでも紹介された名シェフやん、センスいいはずやん」とおいしい理由が解決されてスッキリ! お魚を積極的に使っているのも、「須崎なんでおいしい魚が手に入りますから」と。そらそうです!
ワインと一緒に食べたらまた格別でしょうね〜と思いながらのランチタイム。「レガーロ」さんは、精肉店の2階にあるけど、鮮魚がおいしいイタリアンの名店でした。